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みなさん! やっとコンサートを再開することになりました。
みなさん!
やっとコンサートを再開することになりました。
「この街ツアー2020-21」が新型コロナの感染拡大で延期や中止そしてまた再延期になってしまって1年になります。
チケットを購入されてコンサートを楽しみにされていたお客様には、本当に心苦しい気持ちでいっぱいでした。
コンサートを再開するかどうか私もスタッフもすごく悩みました。
感染がなかなか終息しない。
第1波、第2波、第3波そして今第4波と言われています。
今度は変異株。
ワクチンも思うように接種が進まない。
やはり再開は無理だという判断をしなくてはならないのかなとも思いました。
でも、会館も私達スタッフそして会場にお越しになるお客様も、感染防止対策は今や徹底していると思います。
昨年の秋冬にオンラインライブを行ったライブハウスでも感染防止対策に徹しました。
会場にお越しになったお客様には消毒、体温チェック、マスク着用、声援無し、距離を空けての配席とかなりご面倒ご不便をおかけしました。
なんとか感染者も出さずに無事行うことが出来たと思っています。
感染を防止するには消毒、マスク着用、声を出さない、ソーシャルディスタンスがやはり一番だと思います。
感染防止と経済活動との両立。
よく言われますが、私達もそうすることにしました。
今回再開を発表したのは、足利市民会館大ホール、クアーズテック秦野カルチャーホール 大ホール、そして東京の昭和女子大学人見記念講堂でのコンサートです。
短いタームだけの発表になりましたが、先々の感染の状況がなかなか見えない中、今後もこのように短いタームでの発表になると思います。
7月のコンサートもなんとか再開したいと検討しています。
もうひとつ再開するにあたって悩んだことは、現状コンサートなどを行う場合の会館のキャパシティ制限のことです。
政府のガイドラインの上限設定がキャパシティの50%です。
50%で行う1回公演は、バンド、照明など通常のコンサートをやろうと思えば経済的に成立し難いです。
私はやはりバンドと一緒にライブをやりたいと思いました。
だから、昼の部、夜の部と2回公演にしました。
また2回公演になると、1公演のライブ時間が約80分ほどにならざるを得ません。
正直苦渋の決断です。
本当にゴメンナサイ!!
だから、約80分に120分分の中身を詰め込もうと思っています!
曲数は詰め込めないので私の熱い情熱を詰め込もうと思います。
そして、2回公演でツアーをやっている間は、お越し頂いたお客様には記念品をお渡ししようと思っています。
それにもうひとつ、秦野市のコンサートは、現在チケットをお持ちのお客様の人数が、1公演のキャパシティの数を上回ってしまっています。
これも致し方なく、お客様を2公演に振り分けないといけなくなりました。
大変ご迷惑をおかけしますが、昼の部、夜の部への振り分けを主宰者側の判断に委ねて頂きたいと思います。
もちろんご都合が合わないお客様へは払い戻しを受け付けます。
本当にご迷惑をおかけします。
みなさんのご理解を頂ければと思っています。
さて、5月25日足利市民会館。
さよなら足利市民会館です!
閉館になるそうです。
55年の長い間お疲れ様でした。
そう、だから思い出になってしまう会館です。
初めて足利市民会館で「渡良瀬橋」を歌った時のことは忘れられません。
ツアーの初日が足利市というのも感慨深いものがありますね。
心の奥に思い出を刻むことの出来るコンサートにしようと思います。
ようやくコンサートでみなさんにお会い出来ます。
待ちに待っていました!
すごく楽しみです!
まだまだご面倒ご不便をおかけしますが、感染防止対策をしっかり取って、心置きなく楽しんで頂きたいと思っています!
森高千里